皆様こんにちは
かえで歯科の中津です。

今回は歯並びが悪くなる原因についてお話しします。

歯並びは見た目だけの問題でなく、全身の発育がうまくいっていないことの‘お知らせ’でもあります。根本の原因を改善することで心身の不調の原因が取り除かれ、その結果歯並びも良くなります。

 

 

歯並びが悪くなる原因は、遺伝的の影響もありますが、多くの場合生活習慣や、筋肉の使い方による発育異常で、歯ならびに悪影響を与えていることが多いです。歯並びは見た目の問題だけでなく、歯の土台となるアゴ全体の発育にも影響が出ています。

・よく口が空いている
・食事に時間がかかる
・よく噛まずに飲み込んでいることがある
・いつも唇が乾燥している
・いびき、歯軋りが気になる
・鼻が詰まりやすい

これらの症状がある方は発育がうまくいっていないサインかもしれません。

 

当院の子ども向けのマウスピース型矯正治療は、子どもの発育を考え、主に歯並びが悪くなってしまった悪い癖などの根本原因に着目し、正しい呼吸や筋機能の使い方を学んでいきます。

具体的には、舌は上アゴにつける。口を開いて舌を下に下げていると、上アゴの発育が悪くなり、歯の生えるスペースがなくなります。またお口ポカンで、いつも口呼吸をしている子は、舌が下がっていくので気道を狭くしてしまいます。気道を圧迫することで睡眠時にいびきをかき、まれに一瞬息が止まる方もおられます。

 

治療開始の時期は、子どもの発育によって個人差がありますが、骨格の成長期である5歳頃～10歳ころまでに行うとよいとされています。年齢や成長度合いに応じて使用する歯科矯正装置は異なります。悪くなってから治す、というだけでなく、悪くならないための予防という視点も大切です。

お子様の歯並びでお困りの事ありましたら遠慮なくお尋ねください。

かえで歯科

中津由博